ご高齢者向けのお弁当を作っているお弁当屋さんへ食材を配送する業務も行っております。こちらの業務は朝に入間郡三芳町の倉庫で商品を積み、各店舗のお弁当屋さんへ配送していきます。配送先は様々で、八王子市や調布市など西東京方面や東京23区、遠い場所では神奈川県相模原市まで配送する事もあります。運んでいる商品は初めにも書きましたが、ご高齢者向けのお弁当の食材になり、冷凍食品と冷蔵食品を取り扱っております。

この業務の配送で使用しているのが、3tトラックの冷凍車になります。冷凍車だと冷蔵の商品は運べないのでは?と思われると思いますが、冷蔵商品にも対応したトラックの構造になっております。

トラックの荷台(箱型)の場合、常温専用の場合だと荷台の中は余計なものは付いておらず空っぽな状態です。より沢山の荷物が積めるように余計な部品は付けないのだと考えられます。弊社が使用している冷凍トラックの場合は、冷蔵品・冷凍品を同じトラックで積む事ができるように、荷台の中にもう1つ扉が付いています。扉と内側の壁との間に隙間ができないような造りになっています。

つまり、荷台の中に部屋が二つできる事になります。冷凍機のスイッチを入れると、マイナスの冷気が運転席寄りの壁から出てきます。荷台の中にある扉を閉める事で、冷風が直接あたる部屋が冷凍室となり、扉の奥側には冷気が直接届かないので冷蔵室が出来ます。

そして冷凍トラックの荷台の床にはいくつもレールのようなくぼみが付いています。そのレールのくぼみから冷気が少しずつ冷蔵室に流れ込み、冷蔵品に適した一定の温度(約プラス5℃)を保つ事ができます。

運ぶ商品は調理された材料を運んでいきます。液体のものやすぐに使用する商品は冷蔵品で用意され、一定期間保存してから使用する商品は冷凍品として用意されています。積み地の倉庫に着くと出来上がった食材が種類ごと、又は店舗ごとにダンボールに予め詰められて用意されています。店舗によって持って行く商品や数が決まっているので、伝票と商品を照らし合わせながら、同じ内容の書かれた確認用の用紙に1品ずつペンでチェックを入れていきます。

トラックに積み込む際にも、もう一度品数を数えながら積んでいきます。更に荷台の商品が混ざらないように毛布や板を使って店舗ごとに” 区切り “を付けていきます。この様な作業をする事で積み忘れ・卸し忘れ・誤配などが起きづらくなりスムーズな配送をする事ができます。

店舗に到着して商品をお客様にお渡しする際にも、卸し間違いがない様に十分注意が必要となってきます。冷凍の商品と冷蔵の商品を同じ店舗で卸すので、トラックの荷台にある別々の部屋から探して卸さなければなりません。

2つの部屋から商品を探すので間違えも起きやすくなります。そこで重要になるのが、先ほども説明しましたが店舗ごとの商品に、毛布や板などで” 区切り “をつけておくことで、どこで何を卸すのか分かりやすくなり間違えもなくなります。最後にもう一度、品数と商品名を確認しながら卸していく事で、お客様の元に無事に商品を届ける事ができます。