弊社では冷蔵・冷凍トラックを使用して様々な配送業務をしてきました。例えば、アイスクリームの配送や冷凍食品、スーパーへの配送などの商品を運んできました。

幅広く経験をさせていただいていく事で、様々な配送パターンが身に付きました。出荷される商品の状態は積む場所によって全く違うので、その都度積み方や運び方・温度帯を考えなければなりません。

改善していきながら身についていった新しい技術をマニュアル化していき、どんなパターンにも対応できる様にドライバー同士で情報を交換し、次に新しい仕事がきてもスムーズに動ける準備をしています。

長年の経験によって沢山の商品を運ぶ事ができる様になりましたが、それでも運んだことのない商品や配送パターンはまだまだあります。

今までの経験を踏まえていきながら、こんな配送パターンも行けるのではないか?というものを提案も含めて挙げていきたいと思います。

~道の駅編~

道路利用者の休憩場所や地域の人たちの情報発信の場所でもある『道の駅』に注目してみました。

車を運転している人なら一度は立ち寄ったことがあると思います。

『道の駅』にはその土地ごとの名産品やお土産品が多く並んでいます。

そこに並んでいる名産品やお土産品も色々な場所で集荷されて運搬されることで、お店に並ぶ事ができます。

そこでセイリョウでもできることはないかと考えました。

例えばイチゴなどの名産品を『道の駅』へ集める場合、生産者から『道の駅』へ配送する業者が必要になってきます。

この場合の生産者はイチゴを作っている農家の方々になります。農家の方々と『道の駅』との間に弊社が入ることでよりスムーズに集荷・配送することができると考えています。

『道の駅』で販売してもらえる生産者、つまり農家の方々と自社で繋がっていき沢山のイチゴの種類を集めていきます。

一か所でイチゴを集めるよりも販売可能な農家さんと多く繋がることで、種類豊富なイチゴを『道の駅』に置くことが可能になります。

そうなれば、立ち寄ったお客さんにもイチゴを選ぶ楽しみが増えていき、更には、イチゴを作った農家さんの地域を知るきっかけになるのではないかと思っています。

普段弊社が行っている配送の順序は、

①【集荷先】に行って品物を積んでいきます。(集荷先は一か所が多い)

②【納品先】の各店舗へ配送していきます。

良くある配送パターンは、1か所の倉庫や製造工場へ伺って、納品場所分の品物を積んでいき、そこから1か所~10か所の納品場所に順番に回って卸していくのが、一般的な配送の流れです。

いつもの業務に今回の『道の駅』の流れを照らし合わせると

①の【集荷先】が農家の方々になります。普段と少し違う点は、集荷先が1か所だったのが、何か所にもお伺いして集荷していきます。

逆に②の【納品先】は1か所の納品になります。

弊社で今まで行ってきた配送の仕方がベースになってくるので、これまでの経験を軸にして新しいことに取り組むことができます。

販売可能な農家さんと各土地で繋がることができたら、集荷ルートは弊社の方で決めていきます。

集荷する距離はそれぞれでバラバラなので、『道の駅』から遠い距離の農家さんから集荷していくことになると思われます。

ただ、農家の方とお話をさせていただいて、「早めに取りに来てほしい」や「○○時に取りに来てほしい」などのご要望があれば、その時は対応させていただきます。

色んな土地・場所からの集荷になりますが、あまり遠くなってしまうと『道の駅』への納品を待たせてしまうことになります。

そこで、目安として『道の駅』から10km圏内範囲の農家さんから集荷する事ができると、配送時間がより正確に読むことができます。

また予測できずに起こってしまう工事や事故渋滞などで、時間をロスしてしまった場合でも、10km圏内であればおおよその遅延時間は予測でき、素早く納品先へ連絡を入れることができます。

配送の仕方も色々な提案ができます。果物の場合はプラスチックのパックに入っている事が多いです。

そのままの状態で配送すると外からの衝撃をダイレクトに受けやすいので、運転中の段差などの揺れで中身を傷つけてしまう恐れがあります。

そこで、提案させていただくのが[折りたたみコンテナ]の仕様です。

普段はジュエラートやケーキ、瓶などの割れ物などを配送する際に使用しています。

頑丈なプラスチックでできていて、使用しないときは折りたたんでしまうことができるので、細かな物を運ぶ際には良く使用しています。

このコンテナを箱型にすると、40cm四方で高さ約30cm程です。

例えばこちらの箱の中にイチゴのパックを敷き詰めて、隙間がある場合には新聞紙などを空間ができなように詰め込み、車の振動にも耐えられるように工夫します。

この[折りたたみコンテナ]に入れていくことで、むき出しのままでは重ねづらかった商品も重ねてトラックに積むことが可能となるので、より多くの商品を安全に運ぶ事ができます。

そして温度帯もご希望に合わせて細かい設定をすることが可能です。

冷蔵の場合はプラス5℃~10℃、冷蔵の場合はマイナス10℃~30℃。

また冷蔵の商品と冷凍の商品を同じトラックで一度に運ぶ事ができます。
トラックの荷台には内側にもう一枚扉が設置されています。

その扉を使用することで、荷台には冷蔵室と冷凍室を作る事ができます。

両方の温度帯で運びたいという依頼があれば、対応していくことが可能です。

この様に長年配送業に携わらせて頂いておりますが、まだまだ知らないことや可能性は沢山あると思っています。

今回は一つの例ですが、少し発想を変えることで、様々な地域への貢献ができるのではないかと考えております。