株式会社セイリョウ新コーナー!!【スタッフインタビュー】
株式会社セイリョウで働く仲間にインタビューをしてみました!
入社のきっかけやスタッフのライフスタイル、仕事内容、時には辛口な意見など、
株式会社セイリョウのスタッフはどんな想いや考えで日々を過ごしているのかを聴いてみました!
(外部ライター取材)
目次
①入社8カ月の新人ドライバー
②準社員であり課長
③入社5年目総務人事係長
④入社4年目配送になくてはならない存在
⑤入社1年目、フレッシュなドライバー
⑥5年目正社員ドライバー
⑦4年目ドライバー主任
⑧知識豊富なベテランドライバー
⑨パートだけど事務の即戦力
⑩なんでも知っている頼れるドライバー
⑪おだやかな配送主任
⑫4tトラックを乗りこなす7年目主任
⑬経理の視点から会社を見つめる社長夫人
①入社8カ月の新人ドライバー
坂井光璃さん
Q、株式会社セイリョウを知ったきっかけ、入社した理由を教えてください
坂井さん
「私は運送業のドライバーになるのが夢でした。
高校の夏休みに進路指導の先生に相談したところ、株式会社セイリョウの資料をもらったのが弊社を知ったきっかけです。
その後、HPや資料だけでは、どんな雰囲気の会社かわからず、
社内体験に参加したところ、社内全体の雰囲気が明るくて、
何かあってもコミュニケーションや情報共有がすぐにできる開けた環境だという事がわかりました。
そして、株式会社セイリョウに入社することを決めました。
実は他の会社(大手の運送会社など)も調べていたのですが、雰囲気や働きやすさなど、
私の考える条件に合っていると感じたのが株式会社セイリョウだったので、入社に踏み込みました」
Q、その雰囲気は今でも変わらないですか?
坂井さん
「そうですね。社内体験の時と変わらずにいいなって思ったことが、
“挨拶が明るい”ということです。事務所に戻ってきたときに
『お疲れ様です』という明るい声があるのが株式会社セイリョウならではだと思います。
また、挨拶のあとに『今日はどうでしたか?』と聞いてきてくれるのも、
入社したばかりの私にとっては安心できる場所だと思いました。
それから、私は事務のスタッフと一緒に昼食を食べるのですが、
みなさんからいつも笑いをもらいます(笑)スタッフのご家族の話を愉快に話してくれて、毎日笑いが絶えません。
これもいい会社の環境なのかなと思っています」
Q、入社してから成長したと思うところはどこですか?
坂井さん
「仕事をやっているうちに身についたのは、責任感の感じ方です。
学生のころもアルバイトをやっていて、働くことの大切さや責任感は身についていたのですが、
今は『これをやってしまったら会社“全体”に迷惑がかかるな』と、
より重く考えることが多くなってきました。
それは、あるきっかけでそうなったわけではなく、
株式会社セイリョウに入社して、たくさんの失敗をしていきながら培ってきたことだと思います。
特に心に残っているのは、初めての配送の時でした。
自分が確認をし忘れてしまったことがあり、それのせいで2度目の確認をしたり、
事務所のスタッフが対応してくれたりしました。
自分が確認をすればすぐ終わったことなのに、
それをしなかったがために時間のロスにつながってしまったということです。
そのような失敗や反省を繰り返して、責任感が培ってきているなと思いました」
Q、ドライバーのお仕事はどうですか?
坂井さん
「平均して6時間の運転をしています。
運転することは好きなので、仕事も楽しいです。
配送先の方とは顔見知りになり、世間話をすることもあります」
Q、趣味は何ですか?
坂井さん
「私はK-POPが好きで、動画を見たりライブに行ったりしています。
いつも18時には帰ることができているので、定時で帰ることによって
趣味も楽しむことができています。
株式会社セイリョウでの働き方が合っているんだなと思います」
Q、今後株式会社セイリョウでどんなふうに成長したいと思っていますか?
坂井さん
「なんでも知っていて、頼まれたらどこにでも配送に行ける先輩がいます。
最終的な目標としてその人のようになりたいです。
また、事務の仕事もしているので、事務のスタッフの助っ人もできればいいなと思っています」
②準社員であり課長
髙野真弘さん
Q、入社されたのはいつごろですか?
髙野さん
「大学生の頃に、アルバイトとして入社しました。
姉が株式会社セイリョウのトラックが出入りする倉庫の事務をやっていて、
その時の社長が人材を探していたので、僕を紹介したという経緯です。
当時、僕もバイトを探していたので、タイミングよく入社できました」
Q、入社しようと思った理由はなんですか?
髙野さん
「当時、アルバイトを探してはいたのですが、
チャンスがなければ自分から動こうとしないタイプだったので、誘われたタイミングで入社を決めました。
正直、当時はこれと言って入社の動機はありませんでした」
Q、当時感じた会社の雰囲気はどうでしたか?
髙野さん
「“The 運送屋”“男の仕事”って感じを醸し出していました。
当時の運んだ品物を覚えているのですが、企業で使うサーバーラックですね。
それを複数の男性スタッフで運ぶ感じでした。『男がやる仕事だな』と率直に思いました」
Q、正直、やっていけないなという気持ちが芽生えたことはありましたか?
髙野さん
「そのように思ったことはなかったです。
でも、僕はダンスをやっていて、20代の時には21時から6時までダンスの練習をして、
朝9時に出社するという生活を送っていた時期がありました。
当時は、運転はしなかったのですが『なんとか(この状況を)乗りきらないといけない』
と覚悟を決めたことはありました(笑)。
また、昔は仕事が定時の18時に終わらない時が結構な頻度であったので、
僕もその後のダンスレッスンに間に合わないということが起こっていました。
その時に怒られるのを覚悟で、その悩みを当時のドライバーのスタッフに相談したところ、
ちゃんと話を聞いてくれました。
『いつまでもダンスなんてやってるんじゃない』って言われるかと思ったのですが、
僕のダンスのことをちゃんと理解してくれたんですよね」
Q、何系のダンスなのですか?
髙野さん
「ブレイクダンスを軸にステップを加えて、ジャズの音楽で踊ります。
正式名称はないのですが“ジャジー・ビーボーイ”と呼んでいます。
今のところ日本には3チーム程しか存在していませんが、少しずつこのスタイルを広まってきています。
僕自身これまでに何度もダンスコンテストやダンスバトルイベントで審査員もやってきています。
まだポピュラーなダンスではないのですが、更に広めていけたらいいなと思っています」
Q、今後の目標をお願いします
髙野さん
「現在コーチングの勉強をするために、外部のビジネス講習にも参加しています。
その知識を使って、会議やコミュニケーションの場を盛り上げて、
問題解決や環境づくりがスムーズにいくようにと考えています。
コーチングの研修の中には、会議の司会のやり方も教えられます。
やはり運送業のドライバーというものは、
会議やディスカッションなどの場の進め方がわかる人はなかなかいません。
株式会社セイリョウ社内もそうです。
だから僕がコーチングの勉強をして、それを見本として見せて、
またそれを見た若いスタッフたちが見てマネをしていく。
そんな流れができたらいいなと考えています」
③入社5年目総務人事係長
A.I.さん
Q、入社される前はどんな仕事をしていましたか?
A.I.さん「直近ではドラッグストアのパートをしていました。
その前は大手の企業を3社ほど、正社員として働いていました」
(外部ライター:現在は正社員ですか?)
A.Iさん「(笑)…実は、契約社員です。1年ずつ更新していく契約です。
株式会社セイリョウは、契約社員でも実力が伴えば、役職をもらうことができます。
決して『会社が社員にしてくれない』というわけではなく、自分からこの働き方を選びました。
今は子育てと主婦業があるので、正社員になることを私からお断りしています」
Q、株式会社セイリョウを選んだ理由を教えてください
A.I.さん「私の会社選びの大前提は、家庭との両立ができるということです。
そのうえで自宅から通いやすい場所ということ、さらに独身時代に経験していた事務職に就きたいという考えから株式会社セイリョウを選びました」
Q、入社する前の株式会社セイリョウのイメージはどうでした?
A.I.さん「入社する前は運送業なので、『ガラの悪い人がいるかもしれない』というイメージがありました。
入社前の社長像も“裏会社とつながっている“”トラック一本でのし上がってきた“。そのような方なのかなということを想像していました(笑)」
Q実際に入社してみて、そのイメージは変わりましたか?
A.I.さん「当時、社長から直々に面接していただいたのですが、さわやかで熱意を持って話していただいて、
そこでだいぶイメージが変わりました。
採用をいただいた時から、イメージがガラッと変わり、『普通の会社なんだな』と思いました」
Q、5年間で成長したと感じるところを教えてください
A.I.さん「自分の業務にかかわらずいろんな業務にアンテナを張って、
自分が何をするべきか、どう動くべきかを考えるようになったなと思います。
独身の時には大手の会社で働いていたので、仕事が分担されていました。
この課はここまで、という明確な線引きがありました。
よくも悪くも自分の業務以外は手が出せないという感じでした。
株式会社セイリョウに入ってからは、本当にいろんな業務に関わることができて、
総務人事以外の仕事もみんなで解決していくという気持ちとアンテナが培ってきたかなと思います」
Q、私生活と仕事とのバランスはどうですか?
A.I.さん「株式会社セイリョウはとても働きやすいです。
契約社員での働き方も、各家庭の方針があって、それも社長は理解してくれていて、
やれる範囲で頑張ってくれればいいからと言っていただいているので、必要以上に負い目を感じないで働けています。
また、融通を効いていただいて働かせてもらっているにもかかわらず、
実力も評価して役職も就かせていただいて、給料もその分の反映していただいています。
働きやすさとやりがいが両立できているなと思います」
(外部ライター:契約社員だけど役職に就けるということに正直驚いています)
A.I.さん「『役職に就きたいなら、正社員にならないとダメだよ』と言われてしまうと、
『あ、じゃあ私の働き方ではダメだ』とあきらめないといけないのですが、
そこを会社側もあきらめずに認めてくれる体制になっていることがありがたいなと思います」
(外部ライター:まさにA.I.さんの働き方が株式会社セイリョウの環境を物語っていますね)
A.I.さん「本当に楽しく仕事させていただいております。ありがとうございます!」
④入社4年目配送になくてはならない存在
M.U.さん
Q、仕事内容を詳しく教えてください
M.U.さん「35,6人のドライバーに対し、定期で持っている23コースの配送コースと、
それに使える車、それぞれに行ける人を組み合わせて、配送に支障が出ないように組むのが私の仕事です」
(外部ライター:運送会社の要となる仕事ですね)
M.U.さん「1コースに対し、時間帯で3つに分かれている場合、朝の4時~17時までのコースを2人で組み合わせていきます。
また、ドライバーさんが行けるコース・行けないコース、休日などがあるので、常にテトリスのように表を埋めていきます。
しかも日にちが迫れば迫るほど、ピースが落ちてくる速度が速くなってくるような…そんな感じで、日々仕事をしています」
Q、別の部署から異動されたのですか?
M.U.さん「入社の時に募集していた業務の一つにこの業務があって、
面接の時にこのシフトを作る業務のことは希望しなかったのですが、この業務に割り当てられてしまいました(笑)。
なので、他の部署や業務をやっていたわけではありません」
Q、業務を教わった時、引継ぎを行った時のことを教えてください。
M.U.さん「引継ぎ当時は2日間社長に付きっ切りで教えてもらいました。
管理はエクセルで行っているのですが、エクセルへの抵抗がなかったので
『人と車とコースをこんなふうに組み合わせていってね』という最低限の引継ぎをやって、3日目からは1人で作業をしていました」
(外部ライター:3日からは大変でしたよね?)
M.U.さん「そうですね。『何かあったら電話して』と社長に言われたのですが、
電話してもなかなか繋がらない状態でした。最初苦労したのが、何かに詰まってしまうとそこから進まないということが起こりました。
『その詰まりが解決すれば先に進むのにな』と思っていても、その解決策を誰にも聞くことができませんでした。
なので、誰にも聞かなくてもできるように、早く自分で覚えないといけないと思いました」
Q、覚えている失敗談を教えてください
M.U.さん「稼働表という、誰がどこに向かって1日動くのかが車ごとに書いてある表があります。
シフトの変更がある場合、ドライバーさんに行先の変更の連絡をして、行けるどうかの確認を取ります。
そこからまた2~3人の変更の連絡をします。
そこでまた表を手書きで直すことをするのですが、スムーズに変更ができて、そこで安心してしまい、
その後の手書きの修正を忘れてしまうこということがあります。
そうすると、『前もって言われたから、変更先に行ったけど、稼働表修正されてなかったよ』と指摘されたりします。
それが指摘だけならまだいいのですが、家に帰ってから思い出して、急遽休日に会社に出たりしました。
伝えてない場合欠車という可能性もあるので、冷や汗ものですよね」
(外部ライター:素人だとわからないのですが、口頭で伝えてしまえばいいのではないか?と思ってしまうのですが…)
M.U.さん「最終的には、その修正した表を元に動いてもらいます。
なので、その手書きの修正を忘れてしまうことによって、いつもの車に乗って行ってしまったり、
『昨日言われたけど、修正されてなかったから俺いかなくていいのかな?』と思われたりして、混乱が必ず起こってしまいます。
おっしゃる通り、記憶で動いてくださればいいのですが、最終確認で稼働表を必ず確認するようにルール決めしているので、
その修正が漏れてしまったために、走るはずの人が走らないということ(欠車)が起こってしまいます。
この稼働表は確実なものでなければならないのです」
Q、3年経った今、やりがいは感じていますか?
M.U.さん「感じています。今一番感じていることは、
ドライバーさんにしっかりお休みを出すことができているということです。
着任した当時は、ドライバーさんにきちんと休みを出してあげられていない状態でした。
人をうまく優遇することができず、どうしてもドライバーさんのお休みが取り切れなかった部分がありました。
無理をして出てもらう時期もありました。
今はお休みのコントロールが私の業務下でできるようになってきて、
ある程度皆さんに公平に休みを取っていただける状態になってきました。
昔よりも働きやすくなったかなと思っています。
皆さんのご希望には全て添えることは難しいのですが、働きやすいシフトを私の業務の中でできるようになったかなと思っています」
Q、これから株式会社セイリョウでどのように頑張っていきたいですか?
M.U.さん「今思考が仕事に偏りがちなので、家庭の方に意識を向けられていない状況です。
決してそれを会社に求められているわけではなく、やらなければならないという想いだけで、
帰宅してからも仕事の方に意識が行ってしまいがちになります。
これからはうまく自分の中で折り合いをつけて、株式会社セイリョウで永く働いていきたいです」
(外部ライター:やはり働きやすい環境ですか?)
M.U.さん「そうですね。事務所で仕事をしていても、業務をしやすいメンバーですし、
もちろん意地悪な人もいません。人間関係でもやっていきやすいので、自分の中でも一杯いっぱいになり過ぎないようにバランスを取っていきたいなと思います。
そのためには、シフトのことを念頭に置いてしまうのですが、効率の良いシフトの組み方や方法はないかなと考えています」
(外部ライター:新しい仕組みを考えたいということですか?)
M.U.さん「そうですね。もし、適したアプリのようなものがあればいいなと思っています。
エクセルの管理だと、修正1つ出ると他の2~3か所も直していかないといけません。
そうするとミスが出やすくなってしまいます。それを1か所修正すると、
他の個所も自動的に修正されるようなアプリやソフトがあれば、そのミスは少なくなっていくのかなと思います」
⑤入社1年目、フレッシュなドライバー
T.K.さん
Q、株式会社セイリョウに入社したきっかけはなんですか?
T.K.さん「大宮市で開催していた合同説明会で株式会社セイリョウと出会いました。
当時は希望する明確な職業がなかったので、入れる職場でとにかく突き進もうという気持ちでした」
Q、会社説明会の時に聞いた印象はどうでした?
T.K.さん「一番印象的だったのは18時までに終わるということです。
退勤後の時間の使い方を想像しやすいなと思いました」
Q、運送業のドライバーに抵抗はありましたか?
T.K.さん「実は身近にトラックのドライバーの方がいたので、そんなに抵抗はありませんでした。
近所の人で、毎朝トラックでどこかに行くのを見ていて、挨拶をしていました。
また、自分自身、運転することが割と好きなので、この職種もありなのかなと思いました」
Q、実際に入社して、運送業を体験してどうですか?
T.K.さん「思っていたよりも大変でした。荷物の積み下ろしの経験がなかったので、
やってみると思っていたよりも時間がかかりました。
もちろん自分ひとりでもできる仕事なのですが、時間が読めないなという感じがしました」
Q、ドライバーの研修の時にはどんなことをしましたか?
T.K.さん「上司に助手席に乗っていただいて、自分の運転を見てもらうという研修でした」
(外部ライター:緊張しますね)
T.K.さん「緊張しました(笑)上司の方もおっとりめな方で、ルートを間違えたっていう…(一同笑)」
(外部ライター:(笑)それは上司の方の指示で?)
T.K.さん「そうです。『はずれてるねぇ~』って言っていました(笑)」
(外部ライター:でも、それで上司の方との関係もグッと近くなった感じですよね)
T.K.さん「そうですね(笑)」
Q、1年働いてみて、感じたことはありますか?
T.K.さん「見た目が怖い人はいますけど、しゃべってみるとあったかい人が多いなと思いました。
ちゃんと返答してくれるし、わからないところを聞くと、一から教えてくれます。皆さんフレンドリーですね」
Q、18時の退勤後はどんな過ごし方をしていますか?
T.K.さん「趣味をしています。昨日は仕事が終わった後に、ゲームセンターに行って、
リズムゲームの『チュウニズム』をやりました。
あとは、小説の投稿サイトの小説を読んだり…。平日だと2~3時間趣味の時間にすることができます」
Q、ストレス発散やリフレッシュの仕方を教えてください
T.K.さん「遠出します。あと、近くに姉がいるので、姉と買い物に行ったりすることがあります」
(外部ライター:最近遠くに出かけたりすることはありましたか?)
T.K.さん「この前の土日に実家に帰ったのですが、その時に大洗まで足を延ばしました」
Q、今後株式会社セイリョウでどのように成長していきたいですか?
T.K.さん「今はできることを身につける段階なので、今はそれを完璧にすることを頑張りたいです。
来年は後輩ができるので、教えられる立場に立たないといけないので、的確に教えられるようにしたいと思っています」
(外部ライター:来年度にむけて、すでに準備していることはありますか?)
T.K.さん「今はないですが、教えることや話すことを順番に書いていこうかなと考えています。
自分自身が話を組み立てることがあまり得意ではないことはわかっているので、一度書き出して伝える方法がいいのかなと思っています」
⑥5年目主任ドライバー
落合敏貴さん
Q、入社したきっかけ、株式会社セイリョウとの出会いを教えてください
落合さん「会社説明会に来た時に、社長の熱意を見て入社を希望しました。
また、株式会社セイリョウの強みとなっている『高齢者を活かす』ということを聞いて、
現代社会に沿っていることが、僕の中ではいいなと思いました。そのために若い僕たちが動くっていうのは大切なことだと思いました」
Q、実際に働いてみてどうでしたか?
落合さん「一番初めは図書館の仕事で、その時から新しいことだらけでした。大きな役場があって、
その役場から各地域の図書館に本を配っていく仕事でした。
裏方の仕事で、縁の下の力持ちのように感じました。
でもそんな中でもお客様からの『ありがとう』という言葉をいただいたので、やりがいを感じました」
Q、運送業や株式会社セイリョウに入社して、一番よかったと思うことはなんですか?
落合さん「僕は仕事をする上で、横のつながりを持つことが好きです。
運送業でもその横のつながりは大事です。
どの現場に行っても別の仕事の人とつながることができるので、そういう面でよかったなと思います。
これからもその輪は広げていきたいなと考えています」
Q、一番の失敗談を教えてください
落合さん「それも人間関係につながるのですが、会社外では話をすることができるのですが、
入ったばかりの時には、社内に仕事の状況を説明することができなかったことがありました。
その日あったことを報告できなかったという感じです。
また、会社の指示に従わなかったことがありました。
隣にいる高野さん(隣でほほえましく見ている高野さんをちらり)に、
1つの現場が終わった時に、そのまま別の現場にも行ってほしいと言われました。
その時は僕しか行ける人がいなかった状況です。
でもその時に、その日の決められた仕事は終わったのでそれを断ってしまったんです。
『それ以上行きたくないです』みたいな」
(外部ライター:その後お叱りを受けてしまった?)
落合さん「そうですね。
言い方も強めに言ってしまったのもありましたし、
やはり会社が困っている状態で断るのは良くなかったと思っています。
それは印象に残っている失敗談です」
Q、お仕事が終わってどんな過ごし方をしていますか?
落合さん「一人暮らしなので自炊しています。
自炊が終わって落ち着いたら、オンラインゲームしています(笑)」
Q、お仕事以外で、やってみたいと思うことってなんですか?
落合さん「最近できていないですが、旅行をするのが好きなので、
他の県に行ってみたいなと思います。今まで行ったのが、
岐阜県や兵庫県、福島県、沖縄県…それで今行ってみたいのが北海道なので、お金貯めていきたいなと思っています。
株式会社セイリョウは給料面も申し分ないので、貯金して実現できると思います」
Q、株式会社セイリョウで目標としていることは何ですか?
落合さん「僕の役目として期待されているのが、会社全体を繋げてほしいということです。
会社内をまとめたり鼓舞したりしてほしいと社長や上層部から言われているので、
人間関係をもっと繋げられるようになりたいと思っています。
僕に頼ればいろんなことが解決できるような、まとめることができる存在になりたいと考えています」
⑦4年目ドライバー主任
T.S.さん
Q、入社したきっかけ、株式会社セイリョウとの出会いを教えてください
T.S.さん「就職の会社説明会の時期に、合同企業説明会のスタッフの方におすすめされました。
僕が『おすすめの企業はありますか?』と聞いたら、株式会社セイリョウの名前が出てきました」
(外部ライター:そのスタッフの方はすすめた理由を話していましたか?)
T.S.さん「社長のことを言っていました。『社長がいい人』ということを話していました」
(外部ライター:その後、会社説明の椅子に座ったんですね?)
T.S.さん「そうですね。その時に社長やスタッフが言っていた言葉で『運送会社らしくない運送会社』っていうのが印象に残りました。
運送屋っていうのは昔かたぎの、堅苦しいイメージがあるけど、そうではなく明るい会社だって言っていました」
(外部ライター:そこから会社見学まで行かれたそうですが、そうなった原動力はなんですか?)
T.S.さん「やっぱり説明を聞いただけではわからないので、実際に会社を見てみようと思いました。
説明会で良い会社だと取り繕うことは簡単だと思うので、しっかりと自分で確認しようと思いました。
実際に見た会社の雰囲気は、説明会で聞いた通りでした」
Q、ドライバーの仕事が初めてということで、実際に仕事に就いてみて、難しいと思ったところはありますか?
T.S.さん「配送先によってはトラックで通るには難しい道幅の場所もあります。
そこを避けて通れない場合は、難しいなと感じました。
ドライブテクニックですね」
Q、ドライバーの仕事をやっていてここは楽しいな、嬉しいなと感じることを教えてください
T.S.さん「店舗に荷物を降ろす時に、スタッフさんから『ありがとう』って言ってもらうと嬉しいと感じます」
Q、運送業の一スタッフとして仕事をしていくうえで、改善してほしいなと思うことはなんですか?
T.S.さん「細かいことなのですが、配送先によっては搬入口を設けていなかったり、
トラックが入れないような場所にあったりなど、店舗によって運送作業に一苦労する場所があります。
お店側がどうにかすることは難しいと思いますが、運送会社側で何かできることがないかなと…」
Q、仕事中に心がけていることはありますか?
T.S.さん「自分の性格上、時間をかけてもいいので慎重にミスをしないように心がけています。
そのためには確認の徹底をしています。二重三重にやっていますね」
Q、退勤後やお休みの日は何をしていますか?
T.S.さん「家でゲームをしています。今はポケモンの最新作をやっています。
遠出は仕事柄できないので、家にいることが多いです。
次の日の配送が速い時間の時もあるので…」
Q、今後の目標はなんですか?
T.S.さん「今のところすごく大きな事故は起きていないので、今後も大きな事故を起こさないことを目標に掲げています」
⑧知識豊富なベテランドライバー
片平浩二さん
Q、株式会社セイリョウに入社して何年ですか?
片平さん「2年目になります」
(外部ライター:以前の仕事は何をしていましたか?)
片平さん「以前も配送業で、居酒屋さんやラーメン屋さんへの配送をしていました。
その時は2t車を使っていました。
以前にいた会社は、コロナで別の会社と吸収合併してしまい、
その後の配属先が栃木県だったので、勤務が難しいと思い転職しました」
Q、株式会社セイリョウとはどのように出会いましたか?
片平さん「閉業した会社の従業員を次の就職先に斡旋してくれる機関があって、
そこのスタッフの方にすすめられました」
Q、実際に株式会社セイリョウを見てどう感じましたか?
片平さん「話に聞いていた通り、明るい会社だと感じました。皆さん話しやすいですよね」
(外部ライター:片平さん自身、いろんな経験をしている中で、
株式会社セイリョウの明るい社内はどこからできていると思いますか?)
片平さん「やっぱり社長自身が明るく元気だからだと思います。
それでみんながつられて明るいんだと思います」
Q、ドライバーをしていて難しいと思うことはなんですか?
片平さん「初めて通る道で、どのように通っていこうか考えたりしないといけないのが、難しいなと思います。
また、トラックが通れないくらい道幅が狭い道路もナビで案内されたりするので考えたりしてしまいますね」
Q、株式会社セイリョウは積極的に新しいテクノロジーを導入して、
業務を簡略化しているように見えます。
ドライバーの片平さんから見てそれを実感する場面はありますか?
片平さん「弊社でChatworkを使っていて、それを使うことによって、
17:30からのプロジェクト会議を、配送が早く終わった日は家で受けることができます。
その後の時間も長く確保できるのでいいですね。
これは前の会社にはなかった仕組みなので、すごく便利だと思います」
Q、片平さん自身、運送の仕事がこうなったらいいなと思うところはありますか?
片平さん「もっと分担されたらいいなと思います。
ひとつの店舗に何度も届ける場合、例えばA店舗に1便~3便を配送する場合、
1便と2便をXさんが行って、3便をYさんに行ってもらうなどすれば、早く退勤することができます。
それにずっと配送をし続けなければならないというドライバーひとりの負担が減るのかなと。
そのためには、同じルートができる人を教育してこなせるようにしたり、
人事面でドライバー自身を増やしたりすることが必要だと考えます」
Q、仕事が終わってから何をしていますか?
片平さん「今はガンダムのプラモデルを作っています。
20cmくらいの大きなサイズのものです。結構好きで作っています」
(外部ライター:カラーリングもご自身でやるんですか?)
片平さん「すでに色がついていて、接着剤も使わないものですね。
家の中で行うので、汚れないように…。数日かけて一体作っています」
(外部ライター:昔から作っていたんですか?)
片平さん「昔から好きで作っていたんですが、今まで時間がなくて作れませんでした。
株式会社セイリョウに入って2便で配送が終わる時があると、
夜の時間が結構作れるので、テレビを見ているだけだともったいないな、
何かできないかな~と考えたら『ガンダムがある』と…(笑)。
株式会社セイリョウに入る前はこのように趣味を楽しむことはできませんでした」
Q、今後、株式会社セイリョウで働くにあたっての目標を教えてください
片平さん「頼まれた仕事は全部やる・こなしていくことを目標にしていきます。
今はドライバーだけですが、もし会社に事務仕事を頼まれたらそれもしっかりとやります」
(隣に座ってインタビューを聞いている高野さん「頼もしいです!」)
⑨パートだけど事務の即戦力
K.K.さん
Q、まず、どんなお仕事をしているかを教えてください。
K.K.さん「ドライバーの勤怠の管理、注文書・請求書の管理、車の車検・点検の手配、
車の修理が必要な時は修理の手配など、ドライバーさんや車両管理に付随したものになります」
Q、以前は何かお仕事をされていたのですか?
K.K.さん「いいえ、子どもが小学校に入学したので、
子どもが学校に行っている間に、そろそろ仕事を始めたいなと思ったのが1年9カ月前です」
(外部ライター:以前も事務のお仕事に就かれていたのですか?)
K.K.さん「はい、独身時代に事務の仕事をやっていました。
なので、面接の時に事務を希望しますと伝えました。
以前の事務の仕事は営業事務で、営業の方のサポートの作業でした、
そういう意味では現在の事務の仕事とつながっているかなと思います」
(外部ライター:運送業ならではだなと感じる事務仕事はなんですか?)
K.K.さん「やっぱり車のことですね。
入社して最初の方で『ここが壊れた』と言われても、『何それ?』という感じでした(笑)
マニュアル車の詳しいこともわからない状態で…。
でも、株式会社セイリョウのみなさんは優しくて、ちゃんと教えてくれるんです。
今でも車のことでまだまだわからないことがあるのですが、
みなさんに教わって徐々にわかってきました。『あ、あの事だな!』という感じで…。」
Q、K.K.さんの中で、毎日仕事で心掛けていることはありますか?
K.K.さん「ドライバーさんは業務終了の時に、
会社に電話をして業務終了のお知らせをするのですが、
その電話をとった時に『お疲れ様でした』『お気をつけてお戻りください』
と元気に明るく返すように心がけています。
ドライバーのみなさんは、やっぱり業務で疲れていると思いますので、
少しでも元気になったり、気持ちよくなったりしてくれたらいいなと考えています」
Q、仕事であった嬉しいことはなんですか?
K.K.さん「この間ドライバーさんに『K.K.さんが入ってくれてよかったよ!』って言われたのが嬉しかったです」
(外部ライター:それを言っていただいた理由って聞きました?)
K.K.さん「それは…(思い出している姿)」
隣に座ってインタビューを聞いている高野さん
「僕は近くで聞いていたんですけど『お疲れ様』の挨拶も本気で言ってくれる、
本当の心で伝えてくれるから、K.K.さんが入ってくれてよかったって言っていました。
さらーっと流すことって誰でもできるじゃないですか。
K.K.さんは本気度、本心が伝わってくるって言っていました」
K.K.さん「(照笑)」
Q、今後、株式会社セイリョウでどんなふうに頑張っていきたいと思っていますか?
K.K.さん「いつまでも新人の気分ではなく、主軸となって働きたいと考えています。
今だと、会議に参加しても聞いているだけになってしまっているのですが、
今後は自分から提案したり発信したりしていきたいと考えています」
⑩なんでも知っている頼れるドライバー
大木昭夫さん
Q、株式会社セイリョウに務めて何年目になりますか?
大木さん「8年目になります」
Q、配送範囲を教えてください。
大木さん「埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県を配送しています。
昔に比べて範囲は狭くなりましたが、主に関東近郊を配送しています」
Q、以前はどのような仕事をされていたのですか?
大木さん「いろいろやりましたね。少し前はステンレスの表面処理の仕事や、若いころは食品工場で働いていました」
Q、以前の仕事を辞めて株式会社セイリョウに入った経緯を教えてください。
大木さん「母が病気になりまして、仕事を辞めてその看病をしていた時期がありました。
その後、母が亡くなり仕事を始めようと思って株式会社セイリョウに巡り合った感じです」
(外部ライター:株式会社セイリョウを選んだ理由はなんですか?)
大木さん「久しぶりのドライバーの仕事だったので、慣れるために小さな車から始めたいと思いました。
初めはハイエースに乗って配送していました」
(外部ライター:ドライバーの仕事をされていたこともあるのですね。前の配送業に比べてどうですか?)
大木さん「若い時にドライバーをやっていたので、きつい仕事でも体力的に苦じゃなかったのですが、
今考えるときつい仕事をしていたんだなと思います。時間がなかったことが一番辛かったです。
それに比べたら今は業務が細かく分けられていて、50歳過ぎに入社した自分でも、体力的に楽に続けられています」
(外部ライター:働きやすさを感じたと?)
大木さん「そうですね。初めは派遣社員で入社したんですが、3カ月で正社員として働き始めました。
業務で体に負担が少ないというほかに、会社が戸田市内で家から近いということ、
主に早朝と昼間の仕事というところも、自分としては働きやすかったポイントです」
Q、大木さんの趣味を教えてください。おうち時間は何をしていますか?
大木さん「最近は時間がなくて、たまにゲームを触るくらいです。
SwitchやPS4のソフトで、競馬の育成ゲームやグランツーリスモなどをやります。
仕事が早く終わった日や休日前にやっています」
隣でインタビューを聞いている高野さん
「取材をしていくにつれて、株式会社セイリョウのスタッフには割とゲーマーがいるということを知りました。
男性スタッフはゲームをしている方が多いですね」
Q、今後、株式会社セイリョウでどんなふうに頑張っていきたいと考えていますか?
大木さん「あと5年で定年なので、5年は株式会社セイリョウで頑張りたいと思っています。
持病を持っているので、どこまで働けるかはわかりませんが、やれるところまで株式会社セイリョウでお世話になろうと思っています」
隣でインタビューを聞いている高野さん
「今日の取材で、大木さんがなんでそんなにいろいろ知っているかというのがわかった気がします」
⑪おだやかな配送主任
入社4年目のS.Y.さん
Q、中途採用ということですが、株式会社セイリョウに入社したきっかけを教えてください。
S.Y.さん「運送屋ぽくないというところに惹かれたのと、55歳くらいで採用試験を受けたので、
その後でも長く働けるということを聞き、この会社を選びました」
(外部ライター:どちらで株式会社セイリョウの名前を聞いたり、オススメされたりしたのですか?)
S.Y.さん「ハローワークで検索したら出てきました。
そこに載っていたのが、『運送屋さんぽくない」と『65歳まで働ける』ということです。
そこに魅力を感じました」
Q、S.Y.さんは以前に運送業をやっていた経験はありましたか?
S.Y.さん「まったくないです」
(外部ライター:はじめての運送業はやってみてどうですか?)
S.Y.さん「はじめのうちは慣れないことなので大変でした。
でも、社長面接で『嘘をつくのがいやなのではっきり言うと、
私は方向音痴でトロ子ちゃんです』とはっきり伝えました。
それでも採用されました。
実際に働きだして川口市に行かなければならないところを、川越市に行ってしまいました。
携帯のナビで電話番号検索したら、049だったもので川越市に連れて行かれてしまって…。
社長から連絡がきて『今どこなんだ?』と言われたので、
『すみません、川越市に来てしまいました』と伝えたら『今日は遅いから帰って来なさい』と言われました(苦笑)
今はだいぶ方向音痴も治ってきて、8コースくらいは走れるようになったので、成長はしていると思います」
Q、失敗してしまった時、やっていけるかな?と不安に思いましたか?
S.Y.さん「不安になりましたが、新しいコースを割り当てられたら、
株式会社セイリョウの軽トラックを借りて、
休みの日に、何度もぐるぐる回って覚えるようにしています」
Q、前職を教えてください。
S.Y.さん「前職は自営業で、NC旋盤というものでさまざまな部品を作る会社をしていました。
両親が歳をとって、母親の介護もあったので、会社を閉めました」
Q、株式会社セイリョウに入って、ご自身の中で変わったなと思うところ、
今までの自分にはなかった自分が見えてきたということはありますか?
S.Y.さん「最初から諦めないで、努力を続ければできるということがわかりました。
自営業だとそこまで努力はしなかったです。
会社員になったらその違いがはっきりとわかってきました」
Q、仕事が終わって何をしていますか?
S.Y.さん「家に帰ったら主に家事をやっています。
今は長男と次男と暮らしていて、割と家事に追われています。
本当は趣味が写真を撮ることなので、どこかに遠出したいのですが、実現できていないです」
(外部ライター:どんな写真を撮っていたのですか?)
S.Y.さん「風景や花、小さな昆虫などを撮っていました。
小さな被写体はNikonの接写レンズで、風景はキヤノンのミラーレスで撮影しています」
(横にいた高野さん:(取材は3月後半なので)今は桜の時期なので、撮りに行けそうですね)
S.Y.さん「今実は合間を見て撮りにいっています。
夜中の2時に起きて、1kmくらい歩いて写真に収めています。
健康維持も兼ねて歩いているのですが、夜の桜を独り占めですよね(笑)」
Q、これから株式会社セイリョウで頑張っていきたいことを教えてください。
S.Y.さん「4年間の間に、4人に教えて、独り立ちした人が3人います。
そういう若い人の指導をこれからも頑張っていきたい」
⑫4tトラックを乗りこなす7年目主任
小野寺茂さん
Q、株式会社セイリョウとの出会いを教えてください。
小野寺さん「入社のきっかけはハローワークで見つけました。
配送業は初めてでしたが、車の運転自体は好きなので選びました。
また、ちょうど暇をしている間に、フォークリフトの免許を取ったので、
それも配送業の役に立つかなと思い、この会社を選びました」
(外部ライター:フォークリフトの免許を取ろうと思ったきっかけはなんですか?)
小野寺さん「特別な理由はなかったのですが、失業中に時間がいっぱいあったので、
今後の仕事のために資格を取ろうかなと思いました」
Q、そのフォークリフトの資格は現在の株式会社セイリョウの仕事に役にたっていますか?
小野寺さん「今やっている仕事が、4tのパレット積みの仕事なので、朝の積み込み時に、
フォークリフトを使って荷造りをしてトラックに入れる作業をしています」
(外部ライター:(横にいた高野さんへ)そうなると株式会社セイリョウにとって、貴重な人材が入ってきたということですよね?)
高野さん「そうですね。フォークリフトの資格をもって入社する人は少ないので、現場で重宝する人材です」
Q、いままでやってこなかった配送業に就いて、いきなり4tトラックに抜擢された時緊張はしましたか?
小野寺さん「初めは緊張しました。
うちの4tはワイドボディー、ロングボディーなので、大型車なみです。
ワイパーが3本ついていて…。今でも細い道は気をつかいますね。
電柱をよけながら運転する感じです。」
Q、入社7年目ということで、7年働いてみて、株式会社セイリョウにどのようなイメージをもっていますか?
小野寺さん「事務所を見ると明るいなというイメージです。女性の事務の方が、
ニコニコして仕事していると思います。
あと、同じ年数働いている人と仲良くして働かせてもらっていると思います」
Q、休みの日やアフター5は何をしていますか?
小野寺さん「アフター5は特にないですが、週末は車が好きなので、
ドライブをしています。車は漫画の『頭文字D』の『AE86カローラレビン』です」
(外部ライター:それはすごいですね。どんなきっかけでハチロクを?)
小野寺さん「息子が『マニュアル車に乗りたい』と言ったので、
私が『ハチロクどう?』と聞いたら、息子もその誘いにのってくれました。
そうしたら、息子がどこかでハチロクを見つけてきてくれて、半々で購入しました。
思い出の車ですね。
私は20代の時も同じ車に乗っていたので…大事にしています。雨の日は乗らないですね(笑)」
Q、今後株式会社セイリョウで頑張っていきたいこと、会社への願望をお願いします?
小野寺さん「今やっている4tの仕事をしっかりと続けていきたいです。
また、現在千葉支店ができて、さらに支店を増やしていく予定と聞いています。
新しい人材が入ってきて、会社もどんどん成長していけばいいなと思っています」
⑬経理の視点から会社を見つめる社長夫人
経理主任
Q、どんなお仕事をしているか教えてください
経理主任「一般的な経理業務です。
お給料の計算をしたり、振り込み業務をしたり、日々の業務を経理ソフトへ入力したりしています。
また、税理士さんや銀行の方と打ち合わせをしたりしています」
Q、株式会社セイリョウの経理を始めた時のことを教えてください。
経理主任「17年前に結婚をしました。
当時初代の社長(現社長の父)が病気で自宅療養をしていました。
その時はまだ付き合っていた時で、当時の現社長は大変忙しく1日に何個も業務をしていて、
会う時間は夜の9時頃と遅い時間でしか会えませんでした。
2年くらい付き合って、結婚を決めたところで初代社長が亡くなりました。
そこで現社長がすぐに社長になったわけではなく、
初代社長の奥様(義母)が社長に就き、現社長が専務になりました。
その時から、少しずつ株式会社セイリョウの仕事をお手伝いするようになりました。
お母様や現社長の妹さんが経理関係の仕事をしていたので、
その二人から指示を受けて、お手伝いをしていました。
結婚した時、私はまだ別の仕事をしていましたし、
経理の仕事は初めてだったので、本当に指示を受けて動いていた感じです。
今から約10年前にお母様が亡くなり、
その後、妹さんも結婚して株式会社セイリョウの経理の仕事ができなくなり、
経理関係の仕事をする人がいなくなってしまいました。
しかし、会社の経理関係にはお休みがありません。
誰かが株式会社セイリョウの経理をしないといけないと思ったので、
会計事務所の方にやり方をしえてもらいながらここまできました。
“なりゆき”という言葉が合っているかもしれません(笑)」
Q、経理主任の目から見て、十数年前と今の株式会社セイリョウはどのように変わってきたと思いますか?
経理主任「現社長が社長業を始めてから、
昔の運送業のイメージから組織的な運送業にシフトチェンジしていったと思っています。
例えば、昔はスタッフを社会保険に入れていませんでした。
やはり、家庭を持っている方だと福利厚生がしっかりしているかを大切にし、
そこをちゃんと見て働く会社を決めるわけです。
やはりその方が働きやすいですよね。
2代目社長(義母)はそれを反対していたんです。
半分会社が負担しないといけないので。
でも、現社長は「やりたい」という気持ちが強くて、
社会保険をしっかりと導入しました。
その結果、たくさん人が増えて会社が大きくなったなと思います」
Q、「会社が大きくなった」とありましたが、経理主任として、
株式会社セイリョウが大きくなっていくことについてどう思いますか?
経理主任「私としては勢いで大きくなっていくことは、あまり良いことだとは思っていません。
今あるものの土台をしっかりとしてから、次のステップにいってほしいと考えています。
今の小さな規模の状態でも、安定的な利益を出せるようになってから、
会社の規模を大きくしていくのがいいのかなと思っています」
Q、今後株式会社セイリョウがどのように変わっていったらいいと考えていますか?
経理主任「毎月、会計事務所の方と月次決算をしていて、
それをまとめたものを見て月の反省を行います。
売り上げとしては上々しているのですが、
それに比例して、燃料費や修繕費、人件費なども上がっています。
トラック1台動かすのに、人もガソリンも必要です。
結局、売り上げだけ見ると上がっているのですが、
利益が出ていないという結果になってしまっています。
それが毎月の経理の疑問として出てきています。
今、燃料費が高騰していますし、修繕費も車が増えれば高くなってきます。
その予測ができない出費がかかってしまうという現状は、
気持ちだけではどうにもならないことです。
これは運送業という特殊な職業だからかなと思っています。
その利益をしっかりと安定させていける会社になっていってほしいと思っています」
Q、最後に社長に一言を願いします
経理主任「運送業という業種から、結婚してから休みという休みがなく、
年末年始も仕事をしています。
でも、社長は仕事に対しての不満がなくて、
割とポジティブにとらえているように見えます。
例えば、社長がその日休みで、会社の誰かが急な病欠になった場合、
責任感が強くてすぐに着替えて会社に向かいます。
だから、健康に気をつけて頑張ってほしいし、
私がサポートできるところはしっかりサポートしていこうと思います。
なんせいっぱい食べるので…。
昔からちゃんと元気だなって思います(笑)」